現在の詳説日本史
2009.04.05 自宅にて。(IXY DIGITAL 10)
日本の思想(’08)の冒頭は、日本の誕生から始まるので、
ふと高校の日本史の教科書のことが頭によぎりました。
日本史の教科書と言えば、山川出版社の詳説日本史です。
私もかつて、この教科書を持っていました。(当時は赤い表紙デザイン)
そういえば、人間と文化を専攻している以上、日本史は避けて通れない道…。
またあの教科書でおさらいでもしてみようかと、
先日、山川のサイトから
詳説日本史Bを購入しました。
山川出版社の詳説日本史B (IXY DIGITAL 10)
現在の詳説日本史は、何とフルカラーになっています!
そして著作者欄には、放大の専任教授でもある五味文彦先生の名前が。
読み始めてそのうち追いつけなくなるあの走り書きな内容は、相変わらずです。
(あれぐらいの概要にしないと、1冊にまとまらないので仕方のないことですが)
原始から近世までの記載は、昔と大きく変わっていないような気がしますが、
現代では、関西国際空港の開港や阪神・淡路大震災、
茨城県東海村の臨界事故や小泉内閣の発足まで記載されていました。
私が記憶している当時の現代は、昭和の終期ぐらいまでだったような気がするので、
史実も確実に増えているのだと、いやが上にも時の流れを感じました。
ところで、近年の教科書は日本史Aと日本史Bが存在します。
その違いを軽く調べてみたところ、日本史Aは歴史の主要部分や
近現代が中心の科目らしく、
日本史Bは通史で、
内容は昔の日本史と同等らしいです。
現在は教材も充実していて、
DSの詳説日本史B総合トレーニングに続き、
オーディオブックまでも登場していました。
詳説シリーズも今風に進化を遂げているようです。