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隠れ放大生の徒然履修メモ?

三重の建築の歴史と文化

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2010.01.09 正垣学習センター前の寄せ植え。(P-04A)

2010年1月9日(土)〜10日(日)
担当講師:菅原洋一 (三重大学附属図書館研究開発室教授)

1/9(土)の早朝も、外は真っ暗でした。

道中のいつもの橋まで来ても日の出は見られず、暗いまま橋を渡りました。

この日は田舎(地元)のシネコンTHIS IS ITの初上映開始だったのですが、

私は授業の帰りに津で観て、以降も田舎でTIIを観ることはありませんでした。

余談になりました…。

授業のテキストはA4プリント12枚
。
今回もスライドとビデオ主体で授業が進んでいきました。

先生監修のビデオもありました。


三重県の代表的な歴史的建築物といえば、

寺院は専修寺(津)、神社は伊勢神宮外外宮・内宮(伊勢)、

民家は本居宣長旧宅(松阪)、松尾芭蕉生家(伊賀)、赤福(伊勢)、

 近代は三翠会館(三重大学構内)、レーモンド・ホール(三重大学構内)、

宇治山田駅(伊勢)、鳥羽小学校(鳥羽)、管島灯台(鳥羽)、

旧上野警察署(伊賀)、上野市駅(伊賀)、


〜などですが、プリントの建築リストを眺めていると、
県内にも結構あるもんなんだと思いましたが、

しかしこれでも三重県には文化財(建造物)が少ないということでした。

県内の重要文化財(建造物)は21(平成22年現在)です。
現在まで、天災や廃藩置県、廃仏棄釈や戦災があったにしても、

他県と比べても極端に少ない(残っていない)のはなぜか。

そこでこのような推測がされています。

古い物にあまり重点を置かなかった?(県民性?)

新しく建て替えるのが早かった?
継承者がいなかった?

海に囲まれた気候風土が、古物への観念を薄れさせたのでしょうか?

しかし、同じく海に囲まれたお隣の
和歌山県重要文化財(建造物)は
76(平成22年現在)で、三重県の3倍以上です。
個人的には、文化財は県民性で~?というよりも、天災等で多数が無くなったと思いたいです。
かくいう私は、古い物はわりと早めに捨てるほうですが…。